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2019年3月11日 (月)

3.11

今から8年前、3月11日の1週間前の金曜日、

私は福島県いわき市に居ました。

クライアントからの依頼に研修を行う準備として、

社長と部長とお打ち合わせ、各店舗を周り、

店長挨拶をさせていただくためです。

はじめての福島県での仕事に使命感をもち、

ドキドキとわくわくでいっぱいで、

訪問2週間後の金曜日から6か月間の予定での

研修スタートを待ちわびていました。

ところが、翌週の3月11日の午後、

忘れもしないビジネスプランコンテストの会議の途中、

14時50分ごろ若干の揺れを感じ、

地震に気づき、会議終了後帰りの車の中で

福島県の地震速報と、津波のニュースを見て

私は、愕然としました。

次々と押し寄せる波に町中が流されるニュースでした。

日本の三陸沖の太平洋を震源として発生した地震、

地震の規模はマグニチュード 9.0で、

日本の観測史上最大規模でした。

クライアントに電話するも繋がらず、

連絡がとれないまま3日が過ぎ、

ようやく連絡が取れスタッフ全員が無事だと言う

知らせが聞けたのは4日後でした。

ライフラインが全て繋がらないときほど、

不安になるものはありません。

予定では、翌週から研修でしたが、

被害の大きさに当然、

研修はもう出来ないものと諦めていました。

しかし、

「お客様に喜んで、美しく、元気になってほしい」

という、スタッフの熱い気持ちは震災前よりも強く、

1ヶ月後、研修がスタートしました。

行き場のないワンちゃんや猫ちゃん達も

スタッフと一緒に研修を受けることになりました。

Img_3203

当時は、福島県に近づくとあちらこちらで、

災害の酷さを目の当たりにし、

頻繁に起こる余震に涙も流れましたが、

スタッフ皆様とスタートした研修はその後、

6年間続き、復興への道のりを一緒に体感しました。

こうして、3月11日が来ると当時を思い出しますが、

苦しみを祈りに変え、お互いが助け合い、

美容道を通して、「自分達に何が出来るのか」を、

ただただ地域の皆様のためだけに考え、

前向きに実行した日々は、

改めて、感謝と愛を思い知らされます。

忘れてはいけない日。

風化させてはいけない日。

深い哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。

一般社団法人オルタネイト 松木海穂

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