美容室のレセプショニスト
昔は考えられなかったですが、
現代は、美容室にレセプショニスト(受付)を採用するのが支流になっています。
受付に配属するといっても、電話に出たり、レジをしたり、
飲み物を出すためや、お客様への対応だけに採用するわけではありません。
そんなことを言うと、
「はさみを持たない人間が他にサロンワークで何ができるのか!!」
なーんて声が聞こえてきたりもしますが、
はさみを持たないからこそサロンワークに必要な人材、それがレセプショニストです
レセプショニストは、特別な資格や免許はいりません。
しかし、生産性のある仕事をしていただくためにサロンは採用します。
ところで、美容師という職業は、自分の腕一本で稼ぐことができる素晴らしいお仕事です
免許を取得するために、厚生労働大臣の指定をうけている養成施設での
正規の過程を修了し、技術だけではなく、
関係法規、衛生管理、解剖学、美容理論、物理、化学など様々な分野まで
幅広く学び、国家試験に合格して、お客様に触れることを許されます。
下積みも長い上に多様化が進み、商品知識、接客術も含め、
美容師は毎日、毎日、勉強をし続けます
そんな美容師とサロンワークの中で、レセプショニストは一緒にお仕事をするわけですが、
生産性のある仕事を遂行するためには、
まず美容師から認めてもらう必要があると思いました。
今回、レセプショニストが集まるマネジメント会議の時、個人の課題が、
その背景にあるというよな一面に触れました。
美容師とレセプショニストとの間で強い信頼関係ができているからこそ、
サロンの発展に繋がるのだと改めて思いました。
~ともによろこび、ともにさかえる。おかげさまで17年~
株式会社いやさか CS事業部 接遇コンサルタント 松木海穂
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