売り手側視点から買い手側視点に
今朝は、激しい雨に見舞われ交通渋滞に巻き込まれました。
私、車のタイヤまで水に浸かるという経験を初めてしましたが、怖いくらいですね。
しかも、いつもの通勤より20分も多く時間がかかってしまいました
恵みの雨ですが、激しく降ると困ることもありますね
さて、本日は北陸地方の美容室のレセプショニストが集まる育成研修&会議の日でした。
現在、レセプショニストはマネジメントに取り組み、PDCAを回す訓練と、
分析力、改善力、実務力が身に付く5W2Hに取り組んでいますが、
成熟社会において、従来取り組んできた内容が通用しない世の中だけに、
本日は、冒頭からマーケティングのお話もしました。
従来は、売り手側の視点で取り組めば「売れる時代」でした。
probuct(製品)price(価格)place(流通)promotion(販促)この4Pが大事だと考えられ、
今でもこの4Pの視点で動いているサロンもあるのが現状ですが・・・、
これからは、買い手側の視点を考えることが求められてきます。
customersoluton(顧客ソリューション)customercost(顧客コスト)convenience(利便性)
communication(コミュニケーション)これからは、この4Cに重みを置いていく話をした後、
だからこそ、カウンセリングが大事だということを認識いただき、
接遇を取り入れたカウンセリングの流れを実際に、2人ペアになり実践していただきました。
カウンセリングは、しっかりとした目的があります。
そして、取り組むポイントが5つあり、傾聴というスキルを身に着けて行いますが、
皆様は、カウンセリングの時点で、売り込みをしてしまう傾向にあります。
つい、今までしてきた売り手側の視点になるということ。
買い手側の視点に着目するには、ニーズとウォンツを聴くことが大切で、
カウンセリングでは、この2つを聴くことに専念していただきます。
どのようなニーズ(悩み、困りごと、不満、不安、不快)
どのようなウォンツ(更に、今以上、願望、夢、快適、)があるのか。
お客様は、モノが欲しいのではなく、そこから得られる豊な感情を求めている・・・
特に、美容室においてウォンツ提案は、美意識が高まってきます。
お客様の問題解決のために、N提案なのか、W提案なのか、もしくは、
その両方なのか・・・という、目的意識を持つことが大事です。
広報部長のような位置づけで、マーケティングにも触れ、顧客の気持ちに寄り添う、
サロン運営を考えられるコンシェルジュになって欲しいと、願いながらすすめて行きました。
そして、皆様は、現場に戻りチェンジリーダーとして、スタイリストに伝授していきます。
後半、グループになってマネジメント会議を実施し、成果発表をしました
ありがとうございました。
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