職場の雰囲気がガラリと変わる3つの法則
~利用者様と職員のための接遇マナー~
介護職員様向け接遇マナー研修会が実施されました。
当初の予定より倍の参加人数になり大変盛り上がりました。
御縁をいただきまして、誠にありがとうございます。
今から23年ほど前に介護保険制度が始まり、
利用者様と介護事業者の関係は一変しました。
これまでの「お世話する人、される人」
という関係性から支払った介護保険料に見合う
介護サービスを受けるという消費者の立場です。
これに伴い、利用者様や家族だけではなく
地域社会の人々から高い職業倫理を求められるようになり、
接遇マナーに対して意識が高まりました。
接遇マナーというと「決まり事」のように
思われますが、判断するとき行動に移す時に
必要な「良心」に基づいた考えです。
介護福祉士などの資格取得方法が
常に見直されるなど定期的に
資質の向上が行われておりますが、
このように定期的に接遇研修会などをしていかなければ、
直ぐにおごり高ぶり、怠慢さがでてきてしまいます。
まず、家族や親戚、近所の人たちが行う介護と、
仕事として行う介護は大きな違いがあると認識します。
そのためにも、身だしなみをはじめ、
言葉遣いや態度に配慮を持ち接遇レベルを維持し、
改善し続ける職員を目指します。
家族介護で許されることが仕事では
違法になるケースがありますので、
善意だけでは仕事ができません。
よりよりケアの在り方を考える姿勢を持ち、
介護職員は、常に利用者様の目線で考える
ということが求められてきます。
今回の研修会はでは、介護の現場を
取り巻く課題を解決する一助となるべく、
職員同士の会話力、気づき、利用者様への気配り力、
接遇力の発揮で、明るく活気ある
職場環境をつくることをねらいとしました。
御担当者様をはじめ、
準備などに携わってくださいましたスタッフの
皆様、施設の方々、ご対応ありがとうございます。
また、参加型で熱心に受講いただいた
各事業所の介護職員の皆様、ありがとうございます。
一般社団法人オルタネイト 松木海穂
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