現代の対人関係(コミュニケーションスキル)
合同新入社員研修2日目。
今年の新人は、”ゆとり教育”を受けた方々が始めて社会に出ます。
”ゆとり教育”の世代は、世の中が既に便利な背景の中産まれ、
物が溢れている環境で育ち、欲しいと思わなくても、物は目の前に差し出され、
外で友達とも遊ばなくてもテレビゲームで遊び、メールによって会話をします。
このような便利な環境で過ごすと、コミュニケーションを取らなくても生活できます。
昔の若年層の対人関係は、世代、価値観の違いこそはありましたが、
相互の理解を必要とする場面が多く、
よって、自然に育つ環境の中で、社会的スキルが強化されました。
しかし、
現代の若年層の対人関係は、自分と似通った価値観の中で、
コミュニケーションを広げる自由感の中で過ごします。
摩擦がない環境は、
注意されない、叱られない、褒められない、気づかないので、
強化されるはずであった社会的スキルが、強化される機会が少ないという現状です。
コミュニケーションスキルは、
対人関係における適切な、その場に相応しい対応ができるか!であり、
相手とマッチングさせなければなりません。
これは、技術であって生まれ持っているものではないだけに、
社会に出て仕事をするには、
知識をつけ、実践を通して身につけていなかければなりません。
時代と共に、教育も変えていく時代ですね。
従来とは、伝え方をより具体的にし、
噛み砕いて、コミュニケーションスキルを学んでいただきました。
~ともによろこび、ともにさかえる。おかげさまで16年~
株式会社 いやさかCS事業部 接遇コンサルタント 松木海穂
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