物事の見方と捉え方
今から十数年前、とある業界の社長に、
「あなたは、物事を同じ角度でしか見ていない、
違う角度からも見るといい」
とアドバイスされたことがあります。
コーヒーカップを手に取り、
「カップは、横から見ると持ち手の穴が見えてカップの形だが、
上から見たらどうだ?左側からは?右側からは?」と、
見る角度によって形が変るコーヒーカップを例に、
私に見せながら物事の見方、
捉え方について具体的にアドバイスをくださいました。
そんなフィードバックを受けて、
ずいぶん”気づき”をいただけたこと、
今でも覚えています。
当時は、ずいぶん頑固な一面があったのだと
今では恥ずかしく思えます。
何故こんな昔のことを思い出したのかと言うと、
今回、クライアント様のところの営業部長と会話をしている時、
私は、この時にアドバイスをいただいたことと、
同じようなことを営業部長に伝えている自分がいました。
「あの時の自分だ!」とハッとしました。
今では自分自身ずいぶん物事の見方や捉え方が変わったな、
と思えますが、改めて振り返ることができました。
このような瞬間って、偶然じゃないのですよね。
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