自分の思い通り
[北風と太陽]というイソップ童話を思い出しました。
北風と太陽がどちらが強いのかを勝負するために、
旅人の上着を脱がそうとするお話です。
きつく、強く、激しく、冷たい風を吹き
無理やり上着を脱がせようとする北風。
旅人は、寒いと身構え更に上着を飛ばされないようにします。
逆に、じっくり、優しく、暖かな日差しを向ける太陽。
すると旅人は、額の汗をぬぐい上着を脱ぎます。
私たちの人生と重ねあわせてしまうストーリー。
自分自身は北風なのか、太陽なのか。
教訓になるお話です。
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昭和時代、トップダウンの指導法が支流で、
平成に入ってからも厳しく言いつけたり、
きつく、強く、言葉を発し強要たり、
パワハラなどの言葉もニュースで多く出回ったり、
世の中のありとあらゆるところで、
それらの現場を多く感じました。
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令和になった新現代。
引き継ぎ、世代交代、働き方改革など様々なやり方、
考え方が変わり、あり方を見直す機会。
すでに変わりつつ流れに気づいて、
我慢し続ける人生は、選ばないのかも知れません。
自らが、さらに自由に役立てる場所を
探すようになり、多様な価値観をもって、
自由な発想で創造し、
率直に自分の幸せを追い求めるのだと思います。
だからこそ、他人や社会を意識し、
その中で貢献しながら生きていこうとするようになる。
美しい調和の時代へ。
北風か、太陽か。
主体性を持つ。
幹部会議の場面でそんなことを感じました。
感謝☆拝
一般社団法人 オルタネイト 松木海穂
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