スタッフの改善力と工夫効果
改善というと、社長、部長やマネージャー、店長が行うもの。
「管理者が行うことで、私たちには関係ないわ!」
「立場が違うから、進言するなんて恐れ多い」
などと避けている場合があり、
日々、問題を抱えたまま愚痴や不満などで、
終わらせている場合があります。
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自分で解決策は見いだせなくても、
店舗ミーティングや、全体ミーティングで、
積極的に提案していき話し合う機会があるといいですね。
全員の改善に向けた関心と発言、
行動が、強いサロンを作るだけでなく、
スタッフの自己成長と自己実現を導いてくれます。
現場の働きやすさを追求することは、
結局は、お客様の満足や感動(!)を
提供することになり、接客業に対する役割といえます。
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やり方を変えずに「サービス向上」「売上向上」
「利益向上」を図ろうとすれば「くろう」を増やすしかありません。
そのような職場では「ガンバロウ」「とにかくガンバロウ」
の大合唱が繰り返されます。
すると今度は「もっと徹底しよう」
「もっと徹底しなければ」の大合唱となります。
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ですが、ガンバロウ、徹底しよう、という言葉が
言い続けられている職場で、
モノゴトが徹底された試しはありません。
それどころか、「何やってんの?」
「少しも変わってないじゃない?」
「何度も同じこと言わせるな!」となり、
そのうち「やる気の問題!」
「あいつはやる気がない!」と精神論。
このような精神論では、いつか破綻が来てしまう恐れがあります。
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それでは、なぜ、このようなことがおきるのでしょうか?
それは根本的な問題として、そもそも、
「やり方」が変わっていないから。
一方「くふう」「改善」によって、
問題に対処している職場では、
「がんばります!」 「注意しよう!」 「気をつけよう!」
「徹底しよう!」「気持ちを入れ替えよう!」とは言いませんよね。
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宿題を発表していただき全員で、
サロンの改善に向けて取り組みました。
本日もありがとうございます。
おかげさま。
一般社団法人オルタネイト 松木海穂
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