水面下の業務マニュアルと目的意識
臨機応変に対応していく柔軟性はとても
大切ですが、そもそも土台がしっかりしていないのに、
その場だけの上塗り上塗りでは、
いつか崩壊が来るのかもしれません。
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建物でも土台がしっかりしていないのに、
見た目が良い家を建てても、
あっという間に崩壊してしまうように。
人間関係にしても、仕事にしても、
誤解が生まれ物事がうまくすすまないのだなと
思う場面があります。
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お互いの価値観の違い、コミュニケーション不足、
これまでの栄光と成功、思い込み、昔のやり方への執着、
水面下で土台となる業務の進め方、指示、命令、
報告、連絡、相談といった基本的なスキルの伝達に、
人生経験が長くても、役職が素晴らしくても、
目的に向かって進んでいくとき、
方向性が違ってくる場合があります。
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それは、現場の人間は目の前の現場を見ていますし、
管理者は先を見据えて物事を見ています。
この食い違い、ギャップに気づき、
早めに軌道修正できるとよいのですが、
そこに、
個人の感情に左右されるとなかなか…
関わる全員が業務の流れを共有するしくみ、
先を見据えての現在の取り組みへの理解、
また、時系列でいくと、
今まで続けてきたことが今、目の前に現れて
いる環境と対人関係。
…
業務マニュアルを作成しても
作成しただけではゴールではなく、
目的意識を持つことが大切だなと思いました。
完璧な人なんてこの世にはいなくて、
失敗は次へのステップ。
知らないことは、知る努力をする、
間違いを犯したら素直に謝る、
いつまでも根に持たず教訓にする、
次に進む。
ありがとうございます。
一般社団法人オルタネイト 松木海穂
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