美しい人をつくる3つの極意
現代の美容業は、情報が溢れ、顧客ニーズの多様化、
経営環境の変化が激しく、消費のスピードも速い傾向にあります。
そんな中、日本人が昔から大切にしてきた、
芯からにじみ出る美しさ、強さを秘めた美しさが、
ますます大事になってくるのだと思います。
石川県内で展開している美容室グループの全スタッフ対象に、
「見た目美人」「言葉美人」「仕事美人」の3つの極意について、
美学と品格を高める接遇研修をスタートさせていただきました。
休日にも関わらず、社長をはじめ、専務、マネージャー、
デレクター、美容スタッフ、レセプショニスト、パート、新人と、
全てのスタッフが集まってくださいました。ありがとうございます。
3度目のご依頼ですが、
今回、私に与えられた使命は、「美しい人をつくる」こと、
また、成果として「失客率7%」にすること。
3か月総再来率を93%にするということですが、
やりがいのある取り組みになります。
立ち居振る舞い、所作は、その人の心を映し出すものです。
心の変化は、心の状態になり、気持ちに左右されることも多く、
精神的な部分は、業績として表面化してきます。
立ち居振る舞いは目から入る言葉で、気持ちはそのまま態度に出ます。
とりたてて目立つわけでもなく、特別美人というわけではないのに、
そこに居るだけで「素敵だなぁ」と魅力的に映り、心を惹かれる人がいますが、
それは、見た目と同時にその人の心に触れいている場合があります。
心の美しさは、利他の精神、アガペの愛といった
与えるという行為で生まれてくるのだと思いますが、
自分の利益を考えず、先ず、相手に与えるという接遇の考え方は、
人の優れた点を生かすという行為に繋がります。
美しい人は、人の優れた点にまず目を向けます。
スタッフ同士、人の優れた点に目をやり、
思いやりを行動に移すと所作が美しくなり、
その心は、報告、連絡、相談、チームワーク、連携、
モチベーションになります。
人の欠点、至らない点を指摘してもなにも生まれません。
「美しい人をつくる!」今回、このようなテーマを与えて下さった、
クライアントに感謝しつつ、改めて私も振り返ることができました。
ありがとうございました。
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