「くろう」を「くふう」で解決する
管理者対象に、PDCA会議と、
KAIZEN(改善)というテーマで、研修をさせていただきました。
改善とは、PDCAというと「A」の部分です。
やり方を変えずにサービス向上、売り上げ向上、
利益向上を図ろうとすれば、
「くろう」を増やすしかありません。
そのような職場では、
「ガンバロウ!」「とにかくガンバロウ!」
の大合唱が繰り返されます。
すると今度は、
「もっと徹底しよう!」「徹底しなければ!」の大合唱。
「徹底しよう」という言葉が言い続けられている職場で、
モノゴトが徹底された試しはありません。
・
そのうち、それが、「何やってるの?」
「少しも変わってないじゃない?」
「何度も同じこと言わせるな!」となり、
そのうち「やる気の問題!」
「あいつはやる気がない」
このような精神論では、
いつか破綻が来てしまう恐れがあります。
・
それでは、なぜ、このようなことがおきるのでしょうか?
それは根本的な問題として、そもそも、
「やり方」「考え方」が変わっていないからです。
・
一方、「くふう」「改善」によって問題に対処している職場は、
「ガンバロウ!」 「注意しよう!」 「気をつけよう!」
「徹底しよう!」「気持ちを入れ替えよう!」とは言いません。
「頑張らなくてもいいよう工夫しよう」
「注意しなくてもいいよう工夫しよう」
「気をつけなくてもいいよう工夫しよう」
「徹底されるように工夫しよう」
と、やり方の変更を行います。
・
既に、やり方を変えて進んでいる皆様ですが、
下半期に入り後半、目標達成していくコツは、
改善力にあるのだなと改めて思いました。
ありがとうございます。
感謝☆拝
一般社団法人オルタネイト 松木海穂
コメント